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ExTrapper for Resource の起動禁止リストは柔軟で非常に強力です。
現在の脅威はもちろん今後発生するであろう脅威にも柔軟に対応可能です。
今後発生するであろう脅威にも禁止リストへのプロセス追加だけで対応可能です。
ウイルスソフトのパターンファイルの様に更新費用も必要ではありません。
設定は店舗様の運用ポリシーをそのまま反映していただけます。
例えばファイル共有ソフトの「winny.exe」を禁止されているのであれば
^winny.exe$
と起動禁止リストに設定していただければ「winny.exe」のみを起動禁止いたします。
「winny」を含むもの全てを禁止にする場合はであれば
winny
と起動禁止リストに設定していただければ「winny」を含む全てを起動禁止いたします。
詳細設定方法
ExTrapper for Resourceでは3つの記号を使用して柔軟に現在の脅威と今後の脅威に対応可能です。
プロセス名は半角英字数字大文字(ABC)でも半角英数字小文字(abc)のどちらの指定でも問題ありません。
大文字と小文字が混じった指定(AbC)でも問題ありません。
例えば禁止リストに
Winny.Exe
wINNY.eXe
を登録して同じ意味おもちます。
見た目の問題ですが全て小文字で登録されることをお勧めいたします。
また、特殊ではありますが日本語を含めて2バイト文字のプロセス名の登録も可能です。
名前の似たもの
winny.exe
winny1.exe
winny_test.exe
winny2.0.exe
などは個別に起動禁止リストに登録すると大変です。
そこでワイドカード( * )を使用して
winny*.exe
と定義すると上記プロセスの起動を一気に阻止可能です。
上記設定の場合は
a_winny.exe
newwinny.exe
1winny.exe
などもプロセスの起動阻止を行います。
必ず始まりを指定する場合はハット( ^ )を使用します。
「winny.exe」は起動阻止をして「new_winny.exe」は起動を行いう場合に
^winny.exe
と定義すると「winny.exe」は起動阻止をし「new_winny.exe」は起動します。
必ず終わりを指定する場合はドル( $ )を使用します。
「winny.exe」は起動阻止をして「winny_new.exe」は起動を行いう場合に
winny.exe$
と定義すると「winny.exe」は起動阻止をし「new_winny.exe」は起動します。
プロセスを狙い撃ちで起動阻止を行う場合はハット( ^ )をドル( $ )を使用します。
「winny.exe」は起動阻止をして「winny_new.exe」は起動を行いう場合に
^winny.exe$
と定義すると「winny.exe」のみ起動阻止を行いそれ以外の「winny」を含むプロセスは起動ます。
亜種や簡単な名前の変更の場合に個別に対応は大変です。
winny.exe
winny1.exe
winny_test.exe
winny2.0.exe
a_winny.exe
newwinny.exe
1winny.exe
2winny_new.exe
この様な場合は
winny
と定義することで「指定文字を含むのも全て」の起動禁止を行う設定です。
指定文字を含む全てを起動禁止にする場合は大変便利ですが、設定を間違えると大変です。
特に「短すぎる指定」は注意してください。
起動禁止リストの編集を保存する時は確認ダイアログが出ます。
起動禁止リストの編集は十分に注意し編集を行ってください。
設定が正しく行われていない場合に意図していないプロセスが起動しない場合があります。
特に
・短すぎるもの
・ワイルドカードの意味を間違い使用
・短くワイルドカードも併用
は注意してください。
起動禁止を一気に設定可能です。
以下起動禁止の詳細です。
起動禁止に関しては全て「起動禁止」を推奨します。
プロセス系の禁止、レジストリ系の禁止、ファイル共有系の禁止ともに初期値は「起動許可」となっております。
ファイル共有系ではダウンロード系も対象にしております。